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リゾネーターギターを磨く

(2015.04.23公開/更新)

 中古の安いリゾネーターギターを入手。BRANTONのBR4Nというモデルらしいですが、
ネット上には情報が無いようです・・・。形からナショナル社のリゾネーター・ギター
のコピーモデルのようですね。
 リゾネーター・ギター (Resonator guitar または Resophonic guitar) は、
アコースティック・ギターの一種ですが、アルミ製のコーンが仕込まれていて、
弦の振動がブリッジを通してコーンに伝わり、スピーカーみたいにコーンが振動して
独特の音色で鳴るギターです。スライド奏法やブルースなどでよく使われますね。
 ボディーが金属製の物と木製の物があるのですが、これは木製のモデル。
 古いみたいで、金属パーツはメッキが白っぽく曇っていましたので、磨いて綺麗に
できるかやってみました。

 
by HOSCO とありますね。HOSCOのサイトを見ましたが、現在この製品は無いみたいです。

 
金属製のカバー・プレートを外すと、コーンがあります。
黒い丸い部品は、ビスケットブリッジと呼ばれるもの。ブリッジは木製でした。

 
コーンを外すとこんな感じ。なんとも素っ気ない。
普通のアコギとは構造がかなり違いますね。

 
カバー・プレートは、クロームメッキっぽいです。
白っぽく曇りがありますので、クロームメッキ用のクリーナーで磨きます。
クロームメッキは、メッキ層がとても薄いため、ピカールなどの金属磨きでは、
メッキが禿げてしまうことがあるらしいです。 今回使ったのは、下記の製品です。

 
使用前と使用後の比較です。完全に曇りが取れはしませんでしたが、まぁわりと綺麗になりました。

 
弦の張り方にはコツがありますね。弦をブリッジに通して、テールピースに
弦のボールエンドを嵌めて、ネック部分で弦をカポタストで仮固定して作業すると、うまくいきます。

 
リゾネーターギターは、磨くと光るギターですね。
そのうち、マグネットピックアップを付けてエレキギターに改造予定・・・。

<参考サイト>

STAFFORDのリゾネーターギターの弦高調整
 分解整備されています。

▼Dobroの感想とか: ぶらぶら音楽考
 リゾネーターギターの構造の図が載っています。

▼Regal RD-3 Triolian
 調べたら、このギターに酷似していますね。OEM製品かも?

▼Easy Craft Stomp Box>Regal RD-3 Triolian エレキ化
 なるほど、こうやってエレキギター化すると面白そうですね。

▼SCUD<スカッド>パーツ>リゾネーターギターパーツ
 こわれたときに、このサイトの部品は使えるのかなぁ・・・?


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