(2015.02.23公開/更新)
コンパクトタイプのエフェクターは、配線が面倒ですが、ツマミによる操作が分かりやすくて、良いですね。
持ち運びには、マルチエフェクターが便利ですが、操作性はコンパクト・エフェクターの方がまだ上かなと思います。
手持ちのコンパクト・エフェクターが増えてきたので、エフェクターボードを自作してみました。
ボードの基盤には、ホームセンターで見つけた育苗箱を使っています。
見てくれは陳腐ですが、気にしなければ十分使えますよ。
いろんなサイトを参考にしましたが、固定方法は皆さんいろいろ工夫されていますねぇ。
あまり頻繁に機材の入れ替えをしないなら、この固定方法は安価で丈夫だし、いいかも知れません。
(1)材料購入
□ 稚苗用育苗箱(内寸幅58cm×内寸奥行28cm×深さ3cmくらい、外寸幅61cm×奥行30cm×厚さ3.5cmくらい)100円程度。
近所のホームセンターの園芸品売り場にあったが、農業用資材なので、非常に安価だし、案外丈夫。
□ ボールチェーン用カップリング(エフェクターの底ネジに合わせて、3mm穴と4mm穴のを購入。3つか4つ入りで数十円くらい)
□ タップネジ(太さ3mm、長さ8mmくらい。長さ5mmくらいのがあればそれが良い)適量。
□ 4mmのナット(ネジのスペーサー代わり)適量。
□ プラスドライバー(太さ#1と#2) ←使う工具はこれだけ。
(2)カップリング
これを利用して、エフェクターを基盤に固定します。
(3)エフェクターの底ネジにカップリングを通して固定
こんな感じで。ネジの太さがメーカーによって違うので、事前にネジの太さは測っておきましょう。
(4)エフェクターを配置して、タップネジで固定
使いやすく配置します。エフェクターの電源位置やパッチケーブルの制約もあります。
エフェクターのペダルも踏みやすいように位置を調整します。
タップネジに、スペーサー代わりのナットを通してから、ネジ止めします。
スペーサーを入れてあるので、育苗箱の裏側にネジの先が飛び出しません。
床を傷つけないように配慮しました。5mmくらいの長さのネジなら、スペーサーは不要かな。
(5)完成
完成です。ごちゃごちゃしていた配線がすっきりしたように思います。
片付けが楽になりました。
もう一枚育苗箱を買って、蓋にできないか思案中です。
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