●K-mal's HP小さな世界を覗いてみよう >顕微鏡を使ってみよう

■目的・予算に合わせて■顕微鏡の形■必要な小物■見る手順

顕微鏡を使ってみよう

■目的・予算に合わせて

光学顕微鏡は、文具店で扱っているような学習用レベルのものから、学校などで学生が実習用に使う程度のもの、アマチュアやプロの研究者が本格的な観察に使うものまで、いろいろな段階の製品があります。
本当は、誰もが最初から、できるだけよく見える顕微鏡を使えればいいのですが、よく見える顕微鏡は非常に高価ですし、うまく使うには相当の知識と経験が必要です。
ですから、まずは学習用レベルの顕微鏡でも、いろいろ見て楽しむ方がいいかなと思います。
そのうち、どういうものに興味があるか分かってきたら、どんな顕微鏡が自分に必要かもハッキリすると思います。その時に(お小遣いに余裕があれば)、よい顕微鏡を買って、楽しみを増やしていけばいいのではないかと思います。

ページ頭へ■目的・予算に合わせて■顕微鏡の形■必要な小物■見る手順


■顕微鏡の形

ふつうの顕微鏡は、こんな形をしています。いろいろなツマミが付いていたりして、使うのが難しそうに見えますが、自転車に乗るのと同じように、いくつかの基本の操作をマスターすれば、使うことができるでしょう。しばらく使っているうちに、上手になるものです。

■鏡筒上下式の顕微鏡
対物レンズの付いた鏡筒(きょうとう)部分が
上下に動くことで、ピントを合わせる
■ステージ上下式の顕微鏡
対物レンズの部分は動かず、ステージが
上下に動くことで、ピントを合わせる


鏡筒(きょうとう)とか ステージ とか 各部の呼び方を確認します。説明をするのに必要ですから。下の図を見て、どの部分を指すのか確認してください。お使いの顕微鏡によっては、ツマミの場所が多少ちがうこともあります。

大ざっぱな働きは、以下の通り。
【接眼レンズ(せつがんれんず)】=対物レンズのつくった拡大像を観察します。
【鏡筒(きょうとう)】=レンズ(光学系)を収める筒。
【調整ツマミ(ちょうせいつまみ)】=回してピントを調節します。
【レボルバー】=対物レンズを素早く替えるための装置です。
【対物レンズ(たいぶつれんず)】=拡大像をつくるレンズ(顕微鏡の命!)
【ステージ】=プレパラート・スライドを載せる台です。
【コンデンサー】=集光レンズ。学習用の安価な機種では、省略されて付いていないこともあります。特に高倍率での観察には重要な装置です。
【しぼり】=対物レンズに入る光束の調整をします。学習用の安価な機種では、いくつか大きさの違う孔が開いている円盤絞りのことも多い。
【反射鏡(はんしゃきょう)】=光を反射します。
【照明装置(しょうめいそうち)】=電球の光を調整します。

以下の顕微鏡メーカーのサイトに詳しい解説が載っています。
▼レイマー顕微鏡 →http://www.wraymer.com/direction/index.html
▼ニコン・インストルメンツカンパニー →http://www.nikon-instruments.jp/jpn/tech/index.aspx


■顕微鏡観察で必要になる小物

顕微鏡で観察するときには、スライドグラスやカバーグラスなども必要になります。ほかにもピンセットやハケ、スポイト、水入れ、吸い取り紙(ろ紙など)などあったら便利な小物がいろいろあります。インターネットの通販も利用できるので、必要に応じて揃えたらいいと思います。

※水や試薬の入れ物には、目薬の容器が便利です。少量ずつ出しやすいし、耐薬品性が高いものが多いことなどが適しています。光を当てると劣化する試薬の場合は、アルミホイルなどで覆っておきます。

ページ頭へ■目的・予算に合わせて■顕微鏡の形■必要な小物■見る手順


■顕微鏡で「見る」手順

例として、コケの葉を観察する場合を説明します。

1. コケの葉を採集する。
2. スライドグラスにコケの葉をのせ、スポイトで水を1滴のせる。
3. カバーグラスを空気が入らないように、そっとかぶせる。
4. 作ったプレパラートを顕微鏡のステージにセットする。
5. 顕微鏡の対物レンズを低い倍率のものにして、観察を始める。
6. ピントを調整する。粗動→微動の順で。
7. 見やすい明るさになるように、照明やしぼりを調整する。
8. 対物レンズを次に高い倍率のものにして、観察を始める。
9. 見やすい明るさになるように、照明やしぼりを調整する。
10. 心ゆくまで観察する。
11. 観察がすんだら、片づけ、 顕微鏡のお手入れを忘れずに。

それでは、ほかにもいろいろ観察しよう!


ページ頭へ■目的・予算に合わせて■顕微鏡の形■必要な小物■見る手順

●K-mal's HP小さな世界を覗いてみよう >顕微鏡を使ってみよう