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ボウフラの観察例

 最近、暑くなってきたので窓を開けて風を通していると、虫が結構入ってくる。もちろん網戸は閉めているのだけれど。蚊も毎日何匹か入ってきて、耳元でプーンと羽音を響かせる・・・。ふと、窓際に置いてあるウィローモスを育てている?水槽(ペン立てですが)を見ると、なにやらクネクネとうごめいている。ボウフラだ!
 やられた。いつの間にやら産卵されていたのだった。せっかくなので、顕微鏡観察の材料になっていただくことに・・・。しかし、ウィローモス他を殺さずに、ボウフラさんだけを全滅させるには、どうしたらいいのか。1匹1匹採るのも面倒だしなぁ。


写真左上:ボウフラが湧いてしまった水槽。←プラスチックのペン立てです。
左下:ボウフラの消化管内容物。珪藻なんかも食べてるようです。こんなペン立ての中でも育つことができるのですね・・・。
中:ボウフラ全形。クネクネとよく動きます。透過光で体の中が透けて見えます。意外と毛深い。尻尾の先の羽根状の器官は、エラなんでしょうか・・・。
右:ボウフラの顔アップ。親(蚊)と違って、口は針状にはなっていませんね。

 ちなみに、ボウフラって漢字で書けます?
 調べたら、結構難しい漢字だったりします。答えはこのページの下部に。



<参考になるサイト>

▼カ(蚊)フリー百科事典『ウィキペディア』

▼蚊の発生を防ぎましょう
卵から10日前後で成虫に羽化するとは・・・。

▼蚊の発生を銅が抑制〜幼虫、イオンで羽化できず
東京新聞の記事。う〜ん、試してみようか・・・・。

▼ペットボトルのボウフラ・キャッチャー
すごいアイデアだ。


【答え】「孑孑」。他には、棒振(ぼうふり)を当てることもあるみたいです。

公開:2006/07/12 /更新:

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