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ブリの血の観察例

 九州から親父の友人O氏より、ブリが送られてきました。それも1本丸ごと・・・。ありがたいことです。めったに使わない出刃包丁やら刺身包丁を砥石で研ぐことから始まって、刺身用やら塩焼き用やらにさばきました。やはり新鮮な魚は美味しいですね。先日見に行った INAXギャラリーの「小さな骨の動物園」 で魚の頭の骨格標本の作り方をビデオ上映していたのを見たので、ブリで真似しようかなとも思うけれど、大きいからなぁ・・・うまくいくかいな?
 骨格標本はともかく、せっかくなので血液の観察をしてみたので、ご紹介。


写真左上:届いたブリ。でっかい。出世魚で80cm以上のものをブリと呼ぶそうです。アジ科やサバ科の魚は、流線型の魚雷体型でカッコイイですね。
左下:血をほんの半滴、スライドグラスにのせて、カバーグラスをかけました。お腹を開いた時にできてた血を少しだけ取っておいたんです。
中:400倍での撮影。楕円形や少し角張った歪な形の血球がビッシリと見えました。
右:歯みがき上手で染色し、1000倍で観察。何かの成分が影響しているのか、血液が固まりだして、見にくい状態になりました。写りの良くない写真ですが、血球に大きな核があるのが分かりますかね。哺乳類の血液では、赤血球に核が無いのが普通なんですが(ラクダの仲間だけは例外だそうです)、哺乳類以外の脊椎動物では、有核の赤血球が普通なんですね。



<参考になるサイト>
▼赤血球 〜ウィキペディア(Wikipedia)
ラクダ科のリンク先で、解説の誤りを見つけてしまった・・・。哺乳類の中でもラクダ科の動物だけは「有核」で楕円形をした赤血球を持っている。が正しいのでしょうね。
▼「魚類の培養細胞による描画実験と個体の成り立ち」の記録 神奈川県立逗子高等高校 生物学特別講義
ニジマスの稚魚のパラフィン包埋切片の写真がすごい。こんなのを特別講義で見せてもらえるなんていいなぁ。
▼さとう博士の研究室
さまざまな観察記を紹介されているさとう博士の日記、2005年3月に血液観察の紹介があります。なかなか自分の血液を見る機会ってないかも知れませんね。

公開:2005/12/31 /更新:

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