●K-mal's HP小さな世界を覗いてみよう >観察例

イシクラゲの観察

校庭の隅っこ、砂利をひいた駐車場の地面、コンクリートの階段の隅っこ、芝生などの草地の地面などでよく見かける「イシクラゲ(石水母)」。乾燥していると干からびたワカメみたいです。水に浸けるとすぐに戻って、やっぱり「ふえるワカメちゃん」みたいです。「クラゲ」と付きますが、海を漂う水母(くらげ)とは類縁関係はありません。
一つまみ持ち帰って、水に浸けて戻します。針の先ほどのカケラをスライドグラスにのせて、水を1滴、カバーグラスをかぶせて、軽く押しつぶします。プレパラート作りは簡単です。


左:容器に入れて、水に浸けて、戻したようす。
右:顕微鏡で観察(100倍くらい〜)
寒天質の中に、丸い細胞が「じゅず」みたいに連なっているのが、観察できます。なかなかきれいです。よく見ると所々に少し大きめの細胞(異質細胞)があるのがわかります。藻類のコンブやワカメなどとはかなり違います。
イシクラゲは、藍藻類(らんそうるい)のネンジュモ(念珠藻)科に属する原始的な生物の1種なのだそうです。シアノバクテリアとも呼ばれます。太古の地球に酸素をもらたした一族の末裔ですね。


<参考になるサイト>
▼イシクラゲ(石水母)ネンジュモ科
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/isikurage.html
▼原核生物(ラン藻)の観察
http://www.edu.pref.kagoshima.jp/kari/rika/koukou/seibutu/01page/page09.htm
▼藻類
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/sourui1.html
▼顕微鏡観察 体細胞分裂、酵母、納豆、イシクラゲ
http://www.ne.jp/asahi/osaka/tanchan/bio/b16bunre/bio16.htm


●公開:2005/02/27 /更新:

●K-mal's HP小さな世界を覗いてみよう >観察例