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ヤマイグチ仲間の観察例

 秋の大和高原。福住ICバス停〜一本松ICバス停まで、植物観察会に参加しました。そこで出会ったヤマイグチ属の1種のキノコです。ヤマイグチ自体は、シラカバの林によく見られる種類だそうですので、別種かもしれません。ということで、ヤマイグチの仲間としておきます。
 イグチ類と呼ばれるキノコのグループでは、普通傘の下面は、多数の穴が見られます。管状の穴ということで「管孔(かんこう)」と言うのですが、この管孔の内側表面で胞子が作られて、放出されます。キノコ自体は小さくても、多数の管孔の表面積は、広げたら相当なものかなと思われます。シイタケなどではヒダ状になっていますよね。多数の胞子を作るため表面積を広げる工夫なのかなと思います。キノコの形も良くできているものです。


写真左:ヤマイグチ属の1種のキノコ。傘の表面はヤマイグチよりは淡色かな。
中左:傘の下面。多数の穴が開く「管孔状」。
中右:未熟な胞子を付けた担子器(←たんしき:胞子ができる細胞)。
右:かなり成熟した胞子を付けた担子器。かなり細長い胞子ですね。



<参考になるサイト>
▼イグチ学名索引
Mushyのキノコ写真ギャラリーの中にあるページ。

▼ヤマイグチとサーモンのクリームパスタ
KINOKO WEBの中の1ページ。野生きのこを活かしたパスタ、みごとですね。美味しそう。


公開:2005/10/16 /更新:

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