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公開:2007/08/04 /更新:

デジカメ用レリーズステイの自作

 コンパクトデジカメを望遠鏡につないで撮影する、いわゆる「デジスコ」という撮影方法では、超望遠撮影になるため、少しでも機材のブレを減らす必要があります。 シャッターを押す時の振動ですら、撮影に影響することがあり、直接シャッターボタンを押さずに、レリーズで押すように工夫されている方が多いようです。
 ただ、普通のコンパクトデジカメには、レリーズを取り付ける部分はありません。汎用のレリーズステイも市販されていますが、意外と高価ですので、自作することを考えました。
FZ1でデジスコをやってみよう 
ビクセン ケーブルレリーズブラケット 
BORG 汎用レリーズステー 
などが参考になりました。


 素材集めです。ホームセンターなどで、入手が簡単なものを使うことにします。 ただ、レリーズ本体は作るの難しそうなので、市販のものを使います(笑)。


 素材の一部。L型の金具(長短2つ)、5mmのボルト&ナット。8mmの爪付きナット、1/4インチのボルト&ワッシャー&座金、ノブスター(ボルト用のツマミ)、3mmのボルト&ナット、レリーズなど。
 工具は、万力、電動ドリル、1/4インチのハンドタップ、3mmのハンドタップ、ドライバー、金属用ヤスリ、金槌、ペンチなど。


 1/4インチのボルトは、ネジの中程のネジ山をヤスリで削り、軸を細くしました。こうしておくと、L型金具の隙間をスムーズに移動させることができます。ノブスターは6mmボルト用のものを流用しますが、穴を少し大きくしないとボルトが入りません。


 レリーズを固定する部分には、8mmネジ用の爪付きナットを加工してみました。万力で爪を曲げ伸ばして折り取り、ヤスリで角を落とします。円柱部分の側面に2mmの下穴をあけ、止めネジ用に3mm径のネジ穴をタップで切りました。


 L型金具にも穴をあけて、3mmのボルト&ナットで固定します。レリーズを差し込んで、つまみ付きのネジで固定します。


 長短のL型金具を組み合わせて、使用するカメラに仮止めします。長さと角度を調整してから、5mmのボルト&ナットで強く締め付けて固定します。
 ノブスターを付けた1/4インチネジは、長い方のL型金具に付けますが、端の方を1/4インチのタップで、ネジ切りしてやらないと、ねじ込めません。このL型金具は内側のエッジが立っていますので、カメラに傷が付かないように、ヤスリで丸めておきます。
 これで完成。この写真で見る限り、市販品みたいな出来映えです(笑)。


 デジカメに付けたところ。シャッターボタンにはゴムか皮の端切れを貼り付けて、レリーズの先端が滑りにくいようにした方が良いようです。


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